鍼灸の技術を美容目的として用いるものです。

健康な心身は美しさと表裏一体の関係にあり、人は健康なとき、外見的な美しさも保つことができます。鍼灸の技術をそれまでの治療といった目的からさらに広げ、健康を基礎として輝く美しさを引き出すために用いるようになったのが美容鍼灸です。鍼灸の理論と手法を用いて、心身の健康を維持、増進、回復し、健康にもとづく健美を追求することなのです。

「ハリウッドで静かなブームを巻き起こしています。」

美容鍼灸がシワの改善やリフトアップに効果的な美容法として取り入れられ、健康の維持、増進にも効果があるとして歓迎されています。最近では日本の美容業界でも積極的に美容鍼灸を取り入れたトリートメントを始めています。鍼灸が、美容に効果があることは以前から知られていました。一方で、「痛み」や「出血」、「副作用」に不安を抱く方も少なくありません。しかし、鍼の製造技術の進歩などによって、これらの不安材料はいずれもおおよそ解消され、過去のものとなっています。

美容鍼灸は、必ず、国家資格を取得した身体と健康のスペシャリストである鍼灸師によって行われます。また、美容を目的とした顔面部への施術では、通常、非常に細くて短い使い捨ての針が使用されるため、痛みへの心配も少なく、利用者は安心して施術が受けられます。

さらに、美容鍼灸は化学薬物などを使用しない自然な手法であり、副作用と過誤が極めて少ないのも特徴です。
★迎白(げいこう)
小鼻の脇のくぼみ。皮膚の乾燥を防ぎ、シワの予防に効きます。口の両脇に伸びる法令線が気になる時に。
★陽白(ようはく)
眉の中央から上に3cmほどのところ。まぶたの下垂を防ぎ、目を美しくする効果アリ。頭がすっきりして、視野も明るくなります。
★四白(しはく)
鏡にまっすぐ向かった時の、瞳から下に3cmほどのところ。目の下のクマやくすみ、小じわなど、目のまわりの美容に幅広く対応。
★(せいめい)
目頭の近くで、骨が少しくぼんだところ。目のまわりのシワ予防に役立ちます。疲れ目や充血を改善し、イキイキと輝く瞳を保つためにも欠かせないツボです。 目を閉じて、親指と人差し指でつまむようにして押します。目に近いので弱めに押しましょう。
★(さんちく)
眉頭のすぐ下、ややへこんだところ。 顔と全身のむくみを取るツボ。さらに目の疲れや腫れ、シワにも効果あり。じっくり押すと目元がスッキリします。 両手の親指で軽く押します。強く押すのはNG。少し頭をうつむけ気味にすると押しやすい。
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